夢をかなえるゾウ 水野敬也

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ


ガネーシャという関西弁で話す神様が毎日1つずつ成功するための教えを主人公に伝えていく形式で、成功するために何をすべきか紹介している本。楽しくすらすら読めて内容もしっかりしている良書。人に薦めたくなる。

「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」

「自分はあれやな、根本的なところで何も理解できてへんな。ええか?成功したいて心から尾持てるやつはな。何でもやってみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん。『やらない』という行動を通して、成功したくない自分を表現してんねん。すると宇宙はなあ、『ああ、こいつ成功したないんやな』そう考えるんや。そういう奴から真っ先に成功から見捨てられてくねん」

上記のようないい台詞がたくさん書いてある。堅い自己啓発の本と同じようなこと言ってるんだけど、そういう本と比較すると理解しやすいし、おそらく読者が自分の状況に落とし込みやすいストーリーになっている。

ウケる技術読んだときも思ったけど、楽しくわかりやすく伝えることのできる文章が書けるのってすごい。