非属の才能 山田玲司

非属の才能 (光文社新書)

非属の才能 (光文社新書)

絶望に効くクスリ―ONE ON ONE (Vol.1) (YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL)
という漫画の取材で、数百人にインタビューしてきた著者が、「才能というものは"どこにも属せない感覚"」のなかにこそある」ということを結論として、他者と違うことのすばらしさをまとめた本。

空気を読んで協調性を求められる教育を受けていくと、大体の人が「協調」ではなく「同調」の圧力に負けてしまい、才能を発揮できなくなってしまうという説明が印象的だった。

「3年で辞めた若者はどこへ行ったのか」と同様に多くの人の事例を交えて、人と違うことのすばらしさを説明している。

今後は人と話していて違和感を感じたときに、それを覚えておいて、あとで何が原因で違和感を覚えたのかを振り返るクセをつけてみようと思った。