やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている 少ない力で成果を出すための本
やっぱり「仕組み」を作った人が勝っている (光文社ペーパーバックスBusiness)
- 作者: 荒濱一,高橋学
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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先日この本の著者の方と、本の中で紹介されている方数名と飲む機会があって、
いろいろと勉強させていただいた。新しく本が発売されたということをメールで連絡いただいて、さっそく読んでみた。
一度作ってしまえば、自分はさほど働くことなく、自動的に収入が得られるシステムを「仕組み」と定義し、仕組みを作り上げている人たちの実例と彼らの思考方法について検討している。
1.複製(Duplication)
2.他力(Outsourcing)
3.多面(Multifaceted)
4.継続(Continuity)
5.分身(Alter Ego)
6.標準(Standardization)
7.法則(Rule)
8.即行(Just Do it!)
9.論理(Logic)
以上の9つの観点から各人の思考法を検証している。
いずれの考え方も少ない力で新しくビジネスを作っていくうえで欠かせないものだが、
中小企業にとっては「他力」と「即行」が特に重要だと思う。
自分の裁量で1からビジネスを作ることを考えている人であれば、サラリーマン、経営者、フリーランスなど立場を問わずに参考になる本。発売後まだ2週間程度しか経過していないのに既に重版がかかったそうだ。