ハンバーガーを待つ3分間の値段 ゲームクリエーターの発想術 斎藤由多加


著者が街中で取った写真やちょっとした日常生活の一部をネタにして、いろいろな疑問や考えたことを書いているエッセイ。常識にとらわれない発想の例が並んでいる。

ハンバーガーなどのファーストフードのファーストは、調理時間の早さではなくて客が店を出るまでの時間のが価値。なので「品切れのときに調理するのに数分待つくらいならあきらめる」という選択肢を提示してあげるのが本当のサービス。というような話が本のタイトルに該当する内容。

ちょっとしたことを気に留めて考える癖をつけることが大切だということを再認識した。